【北海道 大雪山系黒岳~トムラウシ山縦走 1日目 公共交通機関】シューズで調整

登山記録

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2025年8月3日(日)~5日(火)
大雪山系黒岳~トムラウシ山
山岳会3名(初日のみ4名)
 1日目 晴れ 気温約20℃(黒岳 AM8:20)
 2日目 晴れ 気温約20℃
     (白雲岳避難小屋内 AM4:00)
 3日目 雨のち晴れ 気温約18℃
     (ヒサゴ沼避難小屋内 AM4:55)
歩行時間 約30時間15分(3日間)
 1日目 8時間
 2日目 8時間30分
 3日目 13時間45分
休憩含めた所要時間約36時間30分
公共交通機関

ざっくりコースタイム(山岳会3名 縦走)
1日目
05:30 層雲峡ホステル出発
06:00 黒岳ロープウェイそううんきょう駅(トイレ 660m)
06:15 黒岳ロープウェイ五合目駅(トイレ 1300m)
06:55 黒岳ペアリフト七合目駅(1520m)・出発
08:20 黒岳(1984m)
09:05 黒岳石室
11:30 北海岳(2149m)
12:55 白雲岳分岐
13:30 白雲岳避難小屋
15:15 白雲岳(2230m)
16:50 白雲岳避難小屋
20:00 就寝

2日目
03:50 起床(小屋内約20℃)・朝食
05:00 白雲岳避難小屋出発
06:10 高根ヶ原分岐
08:05 忠別沼
09:05 忠別岳(1962m)
11:20 五色岳(1868m)
12:40 化雲岳(1954m)
13:50 ヒサゴ沼避難小屋
20:00 就寝

3日目
03:50 起床(約18℃)・朝食
05:00 ヒサゴ沼避難小屋・出発
06:40 天沼
08:45 北沼分岐
09:30 トムラウシ山(2141m)
11:55 前トム平
12:40 コマドリ沢分岐
14:30 カムイ天上
15:10 温泉コース分岐
16:40 トムラウシ温泉東大雪荘

黒岳・北海岳・白雲岳・忠別岳・五色岳・化雲岳・トムラウシ山 / nickさんのトムラウシ山忠別岳北海岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

旭岳~黒岳縦走の記事はコチラ(1日目)

この夏のメインイベント!(後半)
昨年企画が上がって良く調べもせずに参加を決めた
大量遭難とかで有名になっちゃったトムラウシ山
久々の2泊3日縦走、ワクワクや~

主観的コースの難易度★★★★☆ お勧め度★★★★☆
北海道奥深い、黒岳~トムラウシ山縦走
YAMAPの記録によると3日間累計の
距離50.9㎞ のぼり2834m 下り3721m
コース定数86(きつい)
今回は避難小屋泊山行
但し、避難小屋に入れないことも想定してテント泊等の装備が必要
3日間、長時間歩ける体力やトレーニングが必要
北海道と言う場所的なハードルが一番高いかも!?
公共交通機関だけでも行けるのでお勧め!

大阪から旭岳までのアクセスなどは
長くなるのでまた別記事にしたいと思いまーす

今回は2つの大きな任務を背負って北海道へ
1.台風より先に北海道へ上陸して、フーフーすること
2.先頭を歩くこと

1つ目は言わずもがな、大成功

2つ目は長距離縦走でのペースメーカーは
めっちゃ大事な役割なので、大変光栄ながらも責任重大
速過ぎても遅過ぎても色々影響があるのが縦走登山(と思ってる)

あと、今回のコースは熊との遭遇リスクがあるから先頭って!?
まぁ、ドラクエで言うたら先頭戦士にするみたいなもんやな
熊撃退スプレーを装備して先頭へ😨

そんなん言うたら他にも今回のメンバーに
戦士みたいな女性がおったとかおらんかったとか!?
皆様のご想像にお任せします…

それでは早速当日の朝からスタート!

北海道の涼し気な動画はコチラ
ブログをご覧いただくBGMにどうぞ♪

宿泊は層雲峡ホステル

04:30 起床
朝ごはんはおにぎり弁当
嬉しいメッセージ付き
内容は梅とおかか、ウインナーと玉子焼き、たくあんも

この日の靴は迷いつつファイブフィンガーズを選択
腰の負担を減らすのと靴擦れしたとこをこれ以上酷くしないため

その代わり重い登山靴を背負う代償…

ロープウェイとリフトを乗り継いで黒岳7合目までひとっ飛び
ロープウェイの五合目駅が最後のトイレ
あとは当分携帯トイレや有料トイレになるので済ませていきましょう
※リフト七合目駅にはトイレはありません

まずは黒岳への登り
今日のクライマックスとも言える急登
1時間強で500m近く登る

空は晴れてるけど登山道一帯はガスがかかっており、
景色はほとんど見えない

登ってからの景色に期待しつつ登る

こんな急登も一定のゆっくりペース&
重心移動で登れば息も上がらない

昨日下山したところなので、
休憩ポイントもチェック済

08:20 黒岳
思ったより早く、昨日ぶりの黒岳登頂

晴れ渡ってはいないけど、
美しい景色がガスの下に覗き、ワクワク

黒岳石室に再訪し、
メンバーは空荷で桂月岳へ
私は昨日一昨日で2度行ったので、
今回は体力温存のため荷物番

ガスの晴れ間を狙って
山頂のみんなを撮影しつつ
再び小屋の方と話して情報収集

次の目標は北海岳

ちょっとした渡渉(今回は濡れずに)を通過
こちらも黒岳石室のスタッフの情報によると
雪渓が融けだす頃は水が多く10㎝くらい水かさが変わるらしい
この時期は2~3日雨が降り続くとかない限り、増水しないよ
とのこと

お花畑が広がりテンション上がる
雪渓からは涼しそうな冷気

広がる岩場のくじゃく岩を脇目に
最後は砂礫の登山道を登っていく

11:30 北海岳登頂
雲はあるものの御鉢平が見え、景色も広がる
少し長めの休憩で景色を楽しむ

次の目的地は白雲岳分岐

まずは、なだらかなルート
ザックが肩に食い込むけど
登山道の両サイドに広がる
お花畑に癒されながら至福の時間

白雲岳は近づくほどに岩が集まった山
登りにくそうやな~

12:55 白雲岳分岐
メンバーの一人はここで銀泉台方面へ下山
お互い気をつけて行きましょう!

ここの分岐にデポ(荷物置いて)はしないでね
って言う看板あり
誰か置いてるけど…

先に白雲岳と避難小屋のどちらに行くか
今回は登り返しを覚悟しつつ、
避難小屋に泊まることを優先

13:30 白雲岳避難小屋
ここの避難小屋は管理人あり
水場が近くにあり(要浄水)

避難小屋泊時は3,000円の協力金やけど
なんと返礼品で手拭がもらえる!?

小屋内を簡易パーテーションで区切って半個室に

トイレは、ぼっとんタイプで携帯トイレ不要

場所を確保できたら最低限の荷物を担いで
白雲岳へ向かう

さっきの道を登り返し、分岐まで
そこから稜線上を進む

大きなゴーロ帯は歩きにくい

途中広がる草原が美しい

最後の登りも大きな岩々
マークを見落とさないように登る

15:15 白雲岳
白雲岳登頂!
やった~貸し切りや〜

持ってきた三脚で記念撮影

時折晴れるガスの向こうには壮大な景色が広がる
旭岳にも雲がかかって見えそうで見えた?

北海道の景色は圧巻やなー
山頂でゆっくりできるのは今日くらい、ってことで
30分ほどのんびり過ごす

下山時はさっきの岩場を下るので慎重に
分岐以降は2回通ってるから、
もはや馴染みのある道

避難小屋下の水場で水を汲んでいく
避難小屋に4リットルの空きボトルがいくつかあり、
お借りできる
それを2本満タンにして、小屋前で浄水開始

北海道の山の水はエキノコックス対策で浄水が必要
煮沸でも良いんやけど、時間がかかるし、燃料が必要
また、水の浮遊物も取り除きたいしね

手が冷たいけど、浄水器で必要な分を何度も搾る
夕食分、明日の行動分を確保して一安心

17:00 夕食
今日のアルファ米も五目ごはん
昨日と同じくうずら卵と干し梅を混ぜる

いや、我ながらほんまこだわりなくて助かる

いつも通り今晩と明朝で半分ずつ

日の入りは見えんけど、美しい夕焼け

その後は20時消灯なので、
ギリギリまで外で星空を堪能

19時半くらいまではまだまだ明るく、
次第に暗くなるにつれ、星が増え始める

避難小屋に戻ると真っ暗でみんなお休み

初日はそれほど長くないコース

残りの二日が長いコースなので、
しっかり休みます

全5日間(2日+3日)の長期縦走
ファイブフィンガーズのおかげで腰と靴擦れは
酷くなっていない

縦走残り2日

2日目に続く

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